「書いてる人が、『こんなキャラだっけ…』って他の誰よりも悩んでるらしい、金森です!
V3の私はもっと凛々しいですし、サバイバーからの私はもっと可愛いですもんねー」
「書いてる奴が、『別コーナーのリプレイと性格が違う気が…』と悩んでるらしい、越後だ。
……凛々しいとか可愛いとか、自分で言うことか、金森?」
「だって、本当のことですから。 隠したってしょーがないですよね」
「……なるほど。 確かに『こんなキャラだっけ』と悩むのも、もっともだな」
「どーゆー意味ですか、もうっ。
まあ、書いてる人は私たちどころか、主役の早瀬さんや桜井さんについても、
『こんなキャラだっけ…』とか『性格が違う気が…』とか、毎回悩んでるみたいですけどね」
「相変わらずのようだな。 本編のサブタイトルは『迷宮に迷いし蝶』だが、
どうやら迷宮に迷いこんでるのは蝶ではなく、書いてる奴だということか」
「……えーっと。 今の、自分で上手いとか思ってないですよね、越後さん?」
「う、うるさい! ちょっと言ってみただけだ! いいから話を続けろ!」
「はーい。 それでですね、書いてる人は悩みながらも、桜井さんの方については
『この人のポイントは、いかに笑わせるか、だよねー』なんて思ってるんだそうです」
「『いかに笑わせるか』って……なんか、お笑いの人みたいに聞こえるな」
「くすぐり攻撃!」(こちょこちょこちょこちょ!)
「うわっ、きゃは! ちょ、やめ、あは! こら…い、いやっ、やめ、あはははっ!」
「っていう意味の『笑わせる』でも、もちろん無くってですねえ」
「お……お前な……っ」
「で、今回の本編では、『桜井さんの笑い』の独自解釈を、早瀬さんに語らせてるみたいです。
あ、この語りは今のところあまり伏線にはならないかも、だそうですけどね」
「ん? ちょっとまて、金森。 いや、伏線であろうとなかろうと、私たちには関係ないがな。
しかし、伏線でも何でもないなら、なぜ書いた奴はわざわざ、この場で話題にのぼらせたんだ?」
「やだなあ、越後さん。 もちろんそれは、『このコーナーがもうネタ切れだから』ですよぉ」
「………………」
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